事務所の端っこに植えてある「ヒイラギ」の花に、
良い香りの白くて可愛い花が沢山咲いている。
ヒイラギは、古くから邪気の進入を防ぐ
(葉の縁のトゲに障るとヒリヒリ痛むから)とされ、
鬼門除けとして家の庭の鬼門(北東)に植えられるようである。
キンモクセイ科モクセイ属とのことで、あの良い香りの花の仲間だそう。
冬の「季語」だそうで、この花のことはかなり知られているのかとビックリ。
クリスマスにこの花が使えれば良いのにと思って調べたら、
クリスマスに使うヒイラギとは、セイヨウヒイラギだそうで別の種類らしい。
セイヨウヒイラギの下では、クリスマスに恋人達がキスを交わすのに、
日本のヒイラギは、節分の夜に大豆の枝と一緒にイワシの頭を玄関に飾るそうで
(これは関西の慣習のよう。恵方巻と一緒かな。)
それで悪鬼を払うとはいえ、かなり運命が異なるものだと一考。
とはいえ、事務所のヒイラギも北東に植えてありました。