水曜日、新聞のテレビ欄を見ていたら「若大将ゆうゆう散歩・八王子で多摩織に挑戦」という番組がありました。
そういえば、去年の8月、八王子織物工業組合で「多摩織の体験講座」の出席者を募集していましたっけ。
残念ながら出席できなかったけれど、織物の街「桑都(そうと)」の住人としては、興味があります。
この長沼町界隈の大家様宅でも、「昔は、お蚕さんを飼っていたんだよ」という方もいらっしゃるし、
お友達の一人は、「子供の頃は柚木(京王線「堀之内」駅)に住んでいて、お友達のお家で蚕を飼っていたの。
蚕を止める時に、その最後の糸でお友達は自分の着物を作ってもらったんだって・・。」
などと、うらやましくも、とびきり素敵なお蚕さんの思い出を教えてくれました。
JR八王子駅から甲州街道沿いに植えてあるのが桑の木だそうですが、
写真のものは、野生の桑の木(ヤマグワ)で、お蚕さんのエサになるのはマグワという種類だそう。
平山の貸家から浅川の河原へ下りた際、お客様と一緒に食べた桑の実は、実に美味でした。
あれは多分ヤマグワで、確か梅雨の頃だったと思うので、
今年は、まず、「桑の実を食す散歩」から始めようと思った次第です。