3月11日は東日本大震災の記憶をたどり、
黙祷をし、月日のたつのは早いものだと実感する。
あの日、長沼町(八王子市)にある事務所は、地盤のおかげか、
落下物ひとつなくいることができた。
長沼小学校の先生達が、
「防災ずきん」をかぶった子供達を引率しながら帰路についているのを思い出す。
「防災ずきん」をかぶっていない何人かの子供達が、鞄を頭にのせて、みんなと歩いていた。
「防災ずきん」というのは、戦争当時のものかと思っていたけれど、そうではないらしい。
見慣れない光景を目にしながら、いつもの地震とは違う非常事態なのだと実感した。
やはり、突然の災害に備えての準備は大切なのだと感心した。
「防災ずきん」をかぶっていた子供達の親御さんは、備えていたのだなあと想った。
「備えあれば憂いなし」という諺がある。備えていても太刀打ちできない時もあるが、
とりあえず防災用の品物を点検しなければ・・と反省をした一日だった。
*「備えあれば憂いなし」 常日頃から準備をしっかりしていれば、
突然何かがあっても心配することはないこと。