日本の「匠の技」に触れて

八王子南多摩建築組合の主催により、浜離宮庭園「松の茶屋」視察に参加。

戦火で消失した建物を、宮内庁所蔵の資料を頼りに

創建当時(11第将軍家斉の時代)の材料と工法により、

できる限り忠実に復元されたそうです。

200年もの時を超えた、

日本の匠の素晴らしい技術に触れることができて感激でした。

ちなみに、建物の基礎部分にあたる「礎石」のみが現存しておりました

が、基礎は安全上の配慮により現代の工法も併せた作りだそう。

施工上の工夫や技術、庭園景観との調和した外観もさることながら、

屋内の意匠の手のこんだ素晴らしさや、

季節や陽の光・影までも利用した遊び心など、

昔人の自由な魂に触れた思いでした。

                               こんな家に住んでみたいものですね。

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